アークザラッド語り




天に異変あれば 地にもまた異変あり

心に異変あれば 世にもまた異変あり

時の流れが動くとき 世が落ちるとき

眠りし勇者の血 この地にて目覚め

逆巻く汚れを解き祓い 新しき御世を築かん



うーんかっこいい。

これはアークザラッド1に登場した文句です。

って言ってもアークご存じない方にはなんのことやらですよね(^^;)すいません。

なので、語る前にちょっとだけストーリーの紹介をば。(以下はNTT出版株式会社『 Arc the Lad/ Arc the Lad II The Complete』よりの抜粋です。一部修正。)



Story「Arc the Lad」

はるか古の時代、人間と精霊たちがいっしょになって存在していた頃、人類は繁栄し栄華を極めていた。しかし、その共存も長くは続かなかった。

人間の王は神に従わずに我が物顔で世界に君臨し、さらには天界に存在すると信じられていた神をも支配しようとしたのである。

当然、その行為は神の逆鱗に触れることなり、人類は破滅への道を辿ることとなる。そして人類が風前の灯火となりかけたその時、神から命を受けた7人の勇者が現れた。

7人の勇者たちは、我が物顔で君臨していた王の無礼をわびるため、神の差し出した使命を受けとった。 人類の遺産を詰め込んだ聖櫃「ARK」を、示された地、スメリアに運んだのである。

こうして、再び人類が滅亡の危機に瀕したとき、唯一の救いとなる大いなる遺産を残して古の人類の歴史は閉じられた。

長い時が過ぎ、再び人類はこの地に繁栄し始めた。かつての伝説の7勇者の意思を継ぐ者も、これから来るべき運命を知らずにそれぞれの生活を営んでいた。

ところが、ある少女の行動がきっかけとなり、運命の扉は開かれてしまう・・・。


代々、トウヴィルの聖霊の山を守ってきた神官の一族に生まれたククル。しかし、定められた運命を受け入れず、さらに村長にそそのかされて精霊の山に燃える炎を消してしまう。

これに示し合わせたかのように突如モンスターが現れ、人間たちの平和な生活が脅かされ始めた。

なんと、この炎はモンスターを封じていたのである。

こうして、人類が再び滅亡への道を辿ろうとしていたその時、1人の少年が現れた。

精霊の力を借りたアーク、あの大いなる遺産をおさめた聖櫃と同じ名前(でもこっちはARC)の少年である・・・。


Story 「Arc the Lad II」

いにしえの7勇者の意思を受け継いだ者たち―勇者アークと聖母ククル、そして他の5人の仲間たちは、神の遺産「ARK」を守り、人類を滅亡の危機から救った。

しかし、影で「暗黒の支配者」に仕え、よからぬ野心を企てていたスメリアの大臣、アンデルの罠によって、アークは国王殺しの濡れ衣を着せられた。アークと仲間たちはスメリアの飛行船に乗り祖国を脱出する。

本来なら人類を滅亡の危機から救い出した勇者として讃えられるはずであったアークは、こうして指名手配犯として追われる身になる。

そして世界にはこびる混乱の炎は消えることなく静かに、確実に広がり始めていた。


腕利きのハンターとして名を馳せるエルク。彼がIIの主人公である。

彼には、決して忘れ去ることのできない過去があった。

エルクは、炎の一族、ピュルカの民の末裔である。彼は幼い頃、突如表れた飛行船によって村の守護精霊を奪われた上に、村人を皆殺しにされた。

そして自身も「白い家」と呼ばれる特殊能力研究所へと連れ去られてしまった。彼の目に今でも焼きついて離れないのは、焼き野原にされた村と殺された村人たち、そして・・・・ スメリアのマークをつけた、大きな飛行船であった。

ある少女のたすけによって白い家から脱出したエルクは、名うてのハンター、シュウに拾われた。ハンターとして年月を送りながらも、いつしか、村を襲った人物への復讐を果たそうと、機会をうかがっていた。

そしてついに、あの時の飛行船を見つけ出したのである。そしてそこには、不遇の英雄、アークがいた・・・。





はい、長くなりましたが、こうしてアーク1の主人公アークと、2の主人公エルクが出会います。そしてその後、新たな仲間が加わり、メインキャラクターは全部で14人!!

多すぎる・・・(^^;)

でも決してお互いの個性を損なうことなく、それぞれがみごとに強烈な個性を放っています。それがアークのすごいところかも。

全員、立っている!さらにサブキャラも然り!隠れキャラも然り!!

この人たち↓






私のお気に入りは、やっぱり1からの7人でしたが、2で出てきた新たな主人公7人も、ほんとに素晴らしい個性を持ったキャラクタ達でした



そして、全ての黒幕は「暗黒の支配者」と呼ばれる、かつての人間王です。そしてそれに従う4人(?)の者たち。その中にスメリアの大臣アンデルもいます。

んで、いいように利用される大国ロマリアの馬鹿皇帝が色々やらかしてくれます(^^;)

キャラ紹介はまた別枠で。


ちなみにアークシリーズは

「アークザラッド1」

「アークザラッド2」

「アークザラッド3」

「アークザラッド 聖霊の黄昏」

「アークザラッドジェネレーション」


の全5作あります。


私の好き具合で勝手にランク付けすると


1.アークザラッド2

2.アークザラッド1


それ以下もうどうでもいい




ってかんじです。


3、黄昏、ジェネレーションファンの方、決して悪気はありません(汗)申し訳ありませんゆるしてください(TT)

いやもう、なんというかですね 私の中では2があまりに印象深すぎて、それ以降のものを全て打ち消してしまうくらいなんですよね

私がアークザラッドとであったのは中学生の頃です。
私はその頃こっそりRPGにはまってまして。なんというか、戦闘システムがどうとか、モンスターがどうかいうのには全然興味が無くて。ストーリを求めてやっていました。

本を読むのと同じ感覚ですね。

んで、なんか面白いのないかなーと思って、ほんとにたまたま手にしたのがアークでした。

「光と音のRPG」というキャッチコピーで売り出されていたアークは、ほんとに音楽が素晴らしくて、最初聞いた時は感動しました。テーマ曲は本と名曲ですよね!今でも情報番組とかバラエティでよく使われてるのを耳にします。とく●ネとか!(笑)絶対スタッフにアークのファンがいるんだと思うくらい多用されていますよ(^^;)

あと、もう1つの大きな魅力は、キャラクターがうるさいくらいとにかくしゃべりまくること(笑)

めちゃめちゃしゃべるんですよ、戦闘中に。

技が発動する時はもちろん、攻撃を受けた時も、死ぬ時も。



トータルヒーリング!!!(アークの回復魔法 分かる人だけ笑ってください 笑)とかね


あんなにキャラがそれぞれ立ってるのは、この「しゃべり」の影響もあると思うんですよねー

しゃべりにそれぞれの個性が表れてますから。豪華声優陣だしね!!


ストーリーはというと、1を終えたときの感想は

「え・・・・?なにこれ・・・・」

でした(笑)

だって!!1をやったことある方は分かると思うんですけどね、あの終わりかたってないでしょ(^^;)あんまりちゅうとはんぱすぎ しかもプレイ時間も超短いの 簡単すぎてあっという間に終りましたよ・・・・

ここで止めたらお金の無駄な気がして、腹立たしくて、悔しかったけど半分やけくそで2を買いに走りました(笑)




それが私の人生を変えることになろうとは・・・

私はあっという間に2の虜になりました アーク2がきっかけで、ネットの世界にも足を踏み入れることになったので、もしアークに出会ってなかったらこうしてFQサイトを作ることも無く、トラパス愛も胸の中に閉じ込めたままだったかもしれません


そういう意味でも、アークとの出会いは私にとって大きかったなあと思います


さて、アーク2のプレイ時間は半端なく長くて、一体いつ終るのだろうと思うくらい深くて長いストーリー もうね、1の薄っぺらさは一体なんだったのだろうと思うくらい深いんですよ話が!!

F●7のストーリーも衝撃的でしたが、それ以上に私にとってアーク2は衝撃が大きかったです 

(以下ネタバレ 結末を知りたくない方はご覧にならないで下さいね)


























だって、だってあのラストってないでしょ!(TT)

ククルが暗黒の支配者に吸収されてしまうところから、私は「えっ?!うそ!!うそ!!!うそ!!」と連発しまくってましたよ 



んでもってアークまで!!!



初めてゲームのラストで号泣しました もうほんとに号泣ですよ 冗談じゃなく しばらくショックで立ち直れなかった



だってだって 主人公二人は死に、その上世界も崩壊するんですよ!?(゜д゜;)



本気でビックリしました うそ、こんなのってあり??って思った



いやもう、あんまりですよ あんまりかわいそうですあの二人

まあ正確にいうと、世界は完全に崩壊したわけじゃなかったわけですが・・・ それにしたって、ねぇ・・・


この二人に関してはまた別枠で語りますが、なんかもう本当に、二人には幸せになってほしかった・・・(TT)


なんか中途半端ですが、このへんで終ります(コラ)




私は別にソニーさんの回し者じゃありませんが(笑)、興味をもたれた方はぜひプレイしてみてください♪多分PSのすごく安いシリーズででてる筈☆

その際は1、2をセットでご購入になることを強くお勧めいたします(^^;)1だけじゃ「なにこれ・・・」で終るので(笑)



なんか宣伝みたいになった・・・(^^;)




最後に一言


暗黒の支配者強すぎるんじゃボケーーー!!!
(゜д`;)/




(当時はウラワザなんて知らなかった&レベル上げに興味が無かったので、なんと倒すのに4,5時間かかりました・・・ トホホ)